主宰が「なぜ演劇に興味を持ったのか」に答えます。
こんにちは、劇団東京以外です。
毎週水曜日は、劇団東京以外・主宰である夏目優が演劇についてぶっちゃける企画。
記念すべき第一回は、
「なぜ演劇に興味を持ったのか」
についてです。
主宰の赤裸々な演劇への想いです。
1.なぜ演劇に興味をもったのですか?
最初は声優になりたかった
僕は最初から演劇に興味を持ったわけではありません。最初は声優になりたくてその夢のステッ プとして演劇をしてみようと思ってました。
中学時代のアニヲタ経験
中学時代に話は遡るのですが、当時のアニメに非常~に詳しい友人と仲が良く、 色々と面白いアニメを教えて貰ったりしていました。それこそ僕が今でも好きな深夜アニメというジャンルを教えてくれたのもその友人です笑。
当時は深夜アニメの黎明期で数は少ないけど面白い作品が多かったということもあり、友人同様にすっかりアニヲタに。
まんまとアニヲタ沼にはまりましたね笑。
アニ”ラジ”ヲタに進化(笑)
アニヲタ沼にハマった後、今度はアニラジ(※1)というさらなる追い打ち があり、アニラジヲタクにもなってしまいました笑。
アニラジは自分のテンポに凄いマッチしていてましたね。見てないアニメだとしても全然楽しめましたし。好きな番組の過去のアーカイブスを一日中聞くなどかなりハマってしまい、中学から高校ま ではほとんど夜はラジオを聞いて過ごしてました。
※1アニメやゲームについてのラジオのこと。主にアニメ番組のラジオでは出演されている声優さんがパーソナリティをやってたりします。
将来の夢が生まれた
そんな大好きなラジオ番組の中で声優さんが凄く楽しそうに話していたり、ときどき真面目にキャラクターや 芝居論について話していたり・・・。
そういったものを聞いているうちに、「自分もこの人達と同じように楽しい人たちと楽しいものを作ったら最高なんだろうな」とふと思うようになりました。
その時初めて「将来の夢」が自分の中で生まれましたね。
演劇ってどうせ・・・という考え
高校の終わりくらいから「将来の夢」として声優を目指し始めました。演劇との出会いは大学生になってからですね。進学した大学は至って普通の大学なんですが、「声優の基礎として活かせるんじゃないか」と考えて演劇をやろうと思いました。
とはいえ、当時の僕は大学入るまで小規模演劇を見たことがなかったド素人。 さらに言えば「演劇なんてシェイクスピアとか堅苦しいくて退屈なのばかりだろう」「大学演劇もどうせ退屈なんだろうな」と思ってました。
それでも「声優の基礎として活かせるのでは」という考えから、大学の演劇部の公演を観に行ったんです。
演劇って熱いんだ!
まんまと衝撃を受けましたね笑。
終わったあと、あまりにも面白く熱いエネルギーに当てられてカルチャーショックを受けたのを覚えてます笑。
内容はオリジナル台本の4人芝居と既存台本の2人芝居。
面白すぎて全 5ステージ中4ステージ観に行きました笑。
演劇の印象が堅苦しい退屈なものから面白くて POPなものに180度変わりました。
正直公演を観に行くまでは、声優学校と大学のダブルスクールをメインに頑張って、部活はそこそこでい いかなと思っていたのですが・・・笑。結局大学2年までは声優学校と部活、3年から卒業ま では部活一本で活動してました。演劇沼です笑。
今の会社(※2)に採用された理由も演劇やってたからでしたしね・・・。
まさか自分の人生ここまで演劇に支配されるとは思いませんでしたよ。
※2 夏目優は現在社会人としてラジオ制作会社で働いています。
主宰:夏目優