制作ってどんな仕事?劇団東京以外の制作の話。
こんにちは、劇団東京以外です。
毎週金曜日は劇団東京以外の制作担当による演劇アレコレをお送りします。
その記念すべき第一回は「制作」についてです。
制作ってどんな仕事?
おおざっぱに言うと、こんな仕事が待っています。
- 劇団の資金管理
- 公演資金を収集
- 出演者・スタッフの募集
- 稽古場管理
- 出演者・客演さんの稽古スケジュール管理
- 広報
- 公演当日の受付ヘルプさん募集
- 公演当日のお弁当手配
- 台本からアンケート等の印刷物全般
- 受付の人員配置
・・・などなど。
いや~・・・
恐ろしい仕事量です。
要するに「制作」は「上演時間以外の仕事」全部やってます。
だからこそ「制作」はなくてはならない存在なのです。
そんな責任重大の仕事を今公演より任せていただけるとあって非常に感動しております。とはいえ、正直制作の仕事を全て網羅できていないのですが・・・笑。
制作の仕事の始まりは早い
「上演以外の仕事」を全部やっている、そんな制作の仕事の始まりは非常に早いです。主宰が「次回公演をやるぞ!」と動きだす時にはもう動いてます。
劇団東京以外は主宰・夏目優が過去公演の参加者や新規の人員をオファーすることで公演参加者が集まっていますが、本来ならばこの参加者を集めるのも制作のお仕事です。なので、今公演の制作である私は完全に出遅れております笑。
また「演劇をよりパブリックなものに」というモットーを掲げる劇団東京以外とはいえ、全てを無料で公演するわけにはいきません。金銭面もきちんと管理しないと、破産してしまいます。
そのため劇団運営に関しても管理しなければなりません。
責任重大・・・!
まさに縁の下の力持ち
責任重大なお仕事ですが、制作が表舞台に立つことはありません。何故ならお客様が観たいのは公演”自身”ですから。なので、縁の下の力持ちとして、演技や演出とは違う形で劇団を支えているのです。
今回は「制作」のお仕事についてでしたが、今後も裏方のお仕事について詳しくお伝えしていければと思います。舞台裏を覗くのって面白いですよ。
では。
制作:青梅