演劇が嫌い!演劇が苦手な人に教えてもらった演劇の悪いところ3選
こんにちは、劇団東京以外です。
本日金曜日は制作担当による演劇アレコレです。
第二回は演劇が嫌い・苦手な人に聞いた
演劇の悪いところ3選。
私達劇団東京以外が乗り越えたい課題ですね。
演劇嫌いに聞いた、演劇の悪いところ3選
1.自己満足に見える
くっ・・・泣
しょっぱなからキツイ一言です。でも悲しきかな、演劇ってどうしてもそう見えてしまう節があるようですね。自己満足に見える、とまではいかなくても、あの独特な空気感、暑苦しさがどうしても苦手、という方は多いようです。
もちろん全く自己満足に満ちていない、エンターテイメント力で言えば、映画と同じくらい「おお!」と思える演劇ももちろんあります。
ただ嗜好性の高い芸術ですから、どれが自分自身にヒットするかはヒットするまで分からないので・・・演劇の敷居は高くなってしまうのかもしれませんね。
2.演技が大げさ
これも・・・泣
舞台という特殊な“場”で演じているから演技が大げさになってしまうんですよね。
映画とは違い、顔の表情をアップで映し出されることもありませんし、本当にその上演時間内に行われる生々しい芸術ともいえるので、観客全員に伝えるためにはどうしても大げさになってしまうんですよね。
また演技が大げさと指摘される舞台は、割と演劇の中でも舞台が広く、観客動員数も多いことが多いです。
しかし小劇場と呼ばれるタイプの劇場で行われる芝居は本当に演技しているのか分からないくらい自然な動きで芝居が行われることもあります。
3.高い(値段)
劇団にももちろん寄りますが、確かに映画に比べると気軽に「観に行こう!」となる価格ではないことが多いですね。
確かに最近は映画も3D映像や音響効果の良い劇場での映画上映だったりで2,000円を超えることもあるのですが、う~ん、「2,000円超えてもいいなあ」と納得してしまうことが多いんですよね。これは演劇好きの私自身であっても悔しく思うところです。
劇場のキャパや上演演目のクオリティに見合わない価格の設定はファンを減らす一方ということ、ですね・・・。
肝に銘じておきます。
嗜好性にもよるけれど
もちろん嗜好性の影響も大きいと思います。映画や音楽も好きなジャンル嫌いなジャンル、きっとあると思います。演劇も好きなジャンルを見つけることができれば、「演劇」自体が嫌い、とはならないはず。
ただやっぱりどこか演劇を観に行くには敷居が高い、ないしは壁を感じるのは事実だと思います。今回の演劇の悪いところ3選に対して、制作であるはずの私が反論できないのがお恥ずかしい・・・。
だからこそ私達劇団東京以外はそんな演劇に対する壁をぶち壊すべく公演を続けていきます。
制作:青梅