主宰が「社会人なのですが、演劇を続けるコツってあります?」にお答えします。
こんにちは、劇団東京以外です。
今回は、社会人として働きながら演劇を行っている主宰が「演劇を続けるコツ」についてお答えします。
社会人なのですが、演劇を続けるコツってあります?
こんにちは、夏目です。
社会人やりながらの演劇は問題なく出来ます。「趣味として」とか「社会人劇に入る」とか「個人でサークル作って仲間内だけで楽しんでやる」なら全然問題ないかと。
演劇って、台本と人がいればできちゃうもんです。
サッカーはボールさえあれば出来ると同じ感覚です。仲間内でお客さんを入れないで「自己満足」を満たすためだけにやることも良いんじゃないですかね。
旗揚げなら覚悟が必要
「それじゃヤダ!」って人は、現実には社会人劇団が乱立しているわけですから、そういったところに「所属」して演劇をすればいいんです。「所属」という部分が結構重要です。
自分で劇団を立ち上げるのはかなりの労力と負担が掛かります。身体的にも精神的にも。自分で立ち上げるなら、劇団に対して何かしらの芯というか、軸が必要になってきます。
それを崩さず、なおかつお客様に見せるものを作らなければならない。責任を持たなくてはならない。スケジュール管理も自分が集約する必要がある。
などなど、時間的にも足らず、メンタルも削られていく作業のオンパレードですよ。嫌でも自分の本業に支障がでてしまいます。これ僕自身に対してのブーメランじゃね・・・
所属をおすすめする
でもあなたが社会人として本業をもち、働きながら、ただ「芝居をしたい。演じてみたい」と思っているのであれば、社会人劇団への「所属」は凄く良い環境だと思います。
自分のやりたいお芝居をやっている劇団に入り、主催が企画した公演で楽しくお芝居をする、それだけでいいんですから。
いずれにせよ、多少お金や時間は掛かると思いますが、「気楽に」演劇を楽しむことが出来る環境だと思います。
だからもし社会人をしながら演劇を続けたいなら、「社会人劇団に所属する」これがベストチョイスだと僕は思います。
まあ劇団ていうのは常に人間関係が変わっていくものだと思っているので、いざこざとか男女関係の亀裂みたいなことがあるとスゲーめんどくさいと思いますけど・・・ごにゃごにゃ笑
主宰:夏目優